スーパーカブ110プロエンジン修理その2

さて、先日より作業しております110プロ修理。

いったんは完了したのですが、なんとも納得がいかず一度お客様に乗っていただいたら
やはり違うな~とのことで、もう少し預かり。

症状としては異音などエンジンの不具合ではなく、どうも加速やアクセル開度に対するツキが
悪いということ。
私が毎日乗っているわけではないので、やはりお客様に乗ってもらわないと分かりませんよね。
でも、私が乗ってもなんだかな~という感じだったので、自分の感覚は一応あてになるかなと(笑)

で、エンジンがおかしいのかなと思いもう一度分解。
バルタイをチェックするも問題なし。
で、フライホイール側をバラしても変なことになってないな~と思いながら
よく見てると・・・

あれ?

なんかおかしい・・・

カムチェーンテンショナーが削れてますがな。なんで最初にあけたとき気づかなかったんでしょうか・・・
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上が新品です。通常テンショナーロッド上部についているゴムが当たるので、
削れたりしないのですが・・・
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ゴムが外れると油圧を受けてくるくる回るロッドとテンショナーが摩擦で削れていくんですね~

ただ、思ったんですが、かなり前からゴムが外れてたんではないかと思います・・・
でないとここまで削れませんよね~
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ゴムさん取れないでおくれと念じながら新品テンショナーを取り付けます。
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そしてフライホイールを規定トルクにて締め付け後、もとに戻しました。

とはいえ、この不具合によって直接加速の悪さなどの不具合につながるかというと
ちょっとおかしい・・・
テンショナーロッドのゴムは取り付けて試走しましたので、引っかかったりはしないはず・・・
仮説ですが、テンショナーが削れて、カムチェーンが暴れてカムチェーンガイドローラーを破壊する
(破壊の順序等は逆ないし同時かもしれませんが・・・)と
カムタイミングが若干ズレると思うんですが、そのズレをCPUが検知して点火時期を変えたのか?
そうすると不具合部品を交換して元に戻すと合わなくなるから本来のポテンシャルが発揮されない・・・
ただし、走っていると補正されるので元に戻るかも?
一応他の原因になりそうなところとしてBRDエアクリーナーのマニホールドゴムの
ヒビ割れなども確認しつつ、まずは試走してみようと思い乗ってみました。
やはり最初は前回試乗したときと同じようにちょっともたつきがでるかな~
って感じでしたが、少し時間がたってアクセルをON、OFFしたり、
各ギアで引っ張りながら走ったりしてみると

おおおっ、本来の加速が戻ってきたような・・・

というところで、店が一人でしたので試走は終了・・・
すいません、明日もっと乗り込んでみます~
by motorheadcyclesp | 2012-06-28 21:27 | 修理・整備作業日記

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