スーパーカブのエアクリーナー。

たまに問い合わせをいただくので、個人的な持論?かもしれませんが、書きます。

よく、「カブにパワーフィルターをつけたら速くなりますか?」と聞かれることがあるのですが、
ノーマル及び同様のキャブレター取り付け形状の場合、ノーマルエアクリーナーより吸入空気量が
減ってしまったり、天候や湿度に左右されやすくなります。
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ヘタクソな図で解説しますが、ノーマルアエクリーナーの場合BOXの内部にクリーナーがあり、
吸入口より吸われた空気は一旦BOX内に溜められてクリーナーよりキャブレターへと入っていきます。

しかし、パワーフィルターの場合、図のようにエアクリーナーのほぼ全周より空気を吸うことができますが、
カブ等の前方吸入の場合、走行しながら吸うことになるので、吸われる空気は以外と少なく
流れていく空気のほうが多かったりします。雨天時などはもろに水を受けるので調子が悪くなります。
あと、横風等でもボコついたり失速したります。
じゃあ、カバー付きのパワーフィルターはというと、雨は直接吸いにくくなりますが、
吸入口がカバー下部とクリーナーの間からしか吸えなくなるので、性能が落ちる場合があります。

効率的に空気を吸わせようと思うと、安定的に空気を吸わせれるようBOX形状にし、
内部にパワーフィルターを仕込んだり、クリーナーを加工したりするのが良い方法です。
あとは、もちろんですが、排気量に応じたキャブレターの選定とベストなセッティングが不可欠です。
ただし、後方にキャブレターがある車体はフェンネル等でもそれなりに空気を吸えます。
自動車等の前方吸気型フィルターはエンジンルーム本体がある意味BOXのような空間となりますので
安定かつ効率的に空気を吸うことができます。

見た目のみで車両をつくるときは良いですが、走ることを考えると純正形状をベースとしたほうが
良いのではと考えています。
by motorheadcyclesp | 2015-06-14 20:52 | カブネタいろいろ

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