1982年C90リフレッシュ作業見積。

昨日ご依頼を受けて引き上げてきましたC90です。
e0157602_10573190.jpg

エンジンはかかるがアイドリングが安定しないとのとこでお預かりしました。
引き上げてきてエンジンの始動を試みましたら、あっさりエンジンはかかります。
しかし混合気が濃すぎる感じ・・・これはチョークか!?

ビンゴでした。チョークレバーを引いて戻す際、ワイヤーの動きが渋いと左スイッチBOX下にある
ワイヤーアウターのホルダーとレバーの間でインナーワイヤーが曲がっていて、レバーは戻っているが
チョークが効いたままの状態になる場合があります。 エンストの原因はコレでした。

エンジン始動したものの、エンジンノイズが大きいですね。年式は1982年ですから35年前の車両です。
走行は38000キロほどですが、オイルも食っているようですし、一度腰上を開けて見たほうがよいと判断。
その他、キック始動時のクラッチすべり、前後スプロケット摩耗、ハンドルマウントガタ、Fブレーキワイヤグリス切れなどありました。 今回は予算を確保していただきましたので、修理、メンテ作業させていただきますが、
このような場合は程度の良い中古車を買った方が安い場合が多々あります。
安く済ませようとお考えの方ほど、程度の良い中古車あるいは新車を選ばれたほうが後々費用がかからないですよ。

以下は分解して確認した画像です。
e0157602_10575223.jpg

エンジンオイルを抜きました。真っ黒です。これはオイル交換サイクルと燃焼ガス吹き抜けの両方が影響していると思われます。
e0157602_1058334.jpg

各部オイル漏れ、ニジミ有りです。ココはカムチェーン等交換しますのでOリング等新品になります。
e0157602_10585143.jpg

腰上開けました。ガリキズはないものの、ピストンリングのへたりやピストンのスリキズはあります。
クランク大端のガタも少しありますね。
e0157602_10585929.jpg

カムチェーンガイドローラーもかなり減っています。このあたりのパーツは全て新品にします。
e0157602_1059865.jpg

燃焼室。カーボンの堆積はマシなほうです。けっこう飛ばしてはしっていたんでは?
e0157602_10591614.jpg

ロッカーアーム周り。真っ黒ですね~。オイルスラッジなど積年の汚れです。
e0157602_10592564.jpg

車体周りではチェーンやスプロケットなど摩耗、伸びが見受けられました。

まずはエンジン関係より各部分解洗浄後、新品部品を組み付ける作業にかかっていきます。
by motorheadcyclesp | 2017-01-21 10:59 | 修理・整備作業日記


<< 1982年C90リフレッシュ作業。 明日午前中は引き取りです。 >>